肩こりや頭痛は、体からの小さなメッセージー小学生でもわかる自律神経の話ー

気持ち・心あれこれ

肩こりや頭痛は、体からの小さなメッセージかもしれません。

実は、体には自分を守るためのシステムが働いています。それが、自律神経です。自律神経は、昼夜問わず、その人の意思に関係なくけなげに、人ができるだけいい状態で生きられるよう働いています。

肩こりや頭痛は、「少し、自分の体にも目を向けて」という小さなメッセージのときがあります。もちろん、姿勢や疲れなど、さまざまな理由で起こることもあります。
でも、体が「少し休んでね」「気づいてね」と教えてくれていることもあります。

この記事では、自分の体を守っている自律神経の3つの働きについてご紹介したいと思います。自分の自律神経からのメッセージについて知り、上手に自分の体と対話して、安心安全な毎日を送ってください。

1 自律神経の働き(モード)は3つ

自分の体を守るシステムの自律神経の働きは大きく3つに分けられます。

1 ほどよいモード(安心・つながりを感じている)💚

2 戦闘モード(危険を感じている)♥️

3 しょんぼりモード(強いストレスを感じている)💙

これから、この3つの自律神経の状態についてお話していきます。

2 1つ目の「ほどよいモード💚」

1つ目の「ほどよいモード💚」とは、体が安心している状態です。安心しているから、自分本来の力を無理なく発揮できます。仕事や勉強も落ち着いて取り組めます。自然な笑顔が出て、人との会話もスムーズになります。色で示すと緑💚の状態です。

体の様子としては、

・呼吸が安定している。

・体は、ほどよくリラックスしている。

・体に、無理な力が入っていない。

この状態のとき、人は学んだり、人とつながったりする力を発揮できます。

3 2つ目の「戦闘モード♥️」

2つ目の「戦闘モード♥️」は、体が危険を感じている状態です。何かに警戒しているときの体の状態です。もし、トラが危険を感じたら、どんな行動をとるでしょうか。敵が近づいてきたら、戦うか逃げるかです。

人の世界でも同じことが起こります。

たとえば夫婦けんかで、売り言葉に買い言葉で言い合いになっているとき。これは、戦う状態です。逆に、相手に何を言われるかわからないので避ける、これは、逃げる状態です。

「怒り=よくない」と思われがちですが、実は、怒りの感情も、体が自分を守ろうとする大切な働きです。

大切なのは、「今、自分がこの状態になっていると気づくこと」です。そして、そのあとどう行動するかが重要になります。

色で示すと赤♥️の状態です。

体の様子としては、

・呼吸が速くなる。

・心臓がドキドキする。

・体に、力が入りやすい。

・イライラしやすい。

このとき、人は、体が危険から身を守るために、エネルギーをたくさん使う状態になっています。

4 3つ目の「しょんぼりモード💙」

3つ目の「しょんぼりモード💙」は、体に強いストレスを感じている状態です。パソコンでたとえるならば、フリーズしている状態に近いかもしれません。元気が出なかったり、大勢の人がいる場所ではなぜか落ち着かなくなったり、疲れたりします。また、自分の部屋にこもりたくなったり、布団から出られなかったりすることもあります。さらに、強くなると、シャットダウン状態になることもあります。色で示すと、青💙の状態です。

もちろん、しょんぼりモードの「フリーズ=よくない」ではありません。これも、人が生きるために必要な体の働きです。「体が動かない=怠け」ではありません。止まることも、生きるためには大切なことなのです。

体の様子としては、

・呼吸は浅くなる。

・心拍数は下がる。

・体に力は入らない。

・頭はぼーっとする、または、真っ白な状態になる。

これらは、体が「もうこれ以上は危険」と感じたときに、エネルギーを守るために起こる状態です。

5 自分が「しょんぼりモードの青💙」と感じたときは…

自律神経の3つの状態(💚♥️💙)は、すべて人が生きるために必要な状態です。ただ、「戦闘モードの赤♥️」や「しょんぼりモードの青💙」の状態が長く続くと、心も体も疲れてしまします。

だからこそ大切なのは、「今、自分の体がどんな体の状態になっているかに気づくこと」です。それに気づくことで、たとえ「しょんぼりモード💙」になっても、少しずつ「ほどよいモードの緑💚」に戻ることができます。

もし、「あ、今、わたしは青💙のしょんぼりモードだ」と気づいたら、次のようにしてみましょう。

・呼吸が浅い→「ふー」と息を吐いて、深呼吸する。

・体がだるい→休憩する。休日なら、家でゆっくり過ごす。

そして、少し元気になったなと感じたら、安心できる家族や友達と話してみましょう。

6 まとめ

この記事では、体をいつも守ってくれている自律神経の3つの働き(モード)についてお伝えしました。

「①ほどよいモード💚②戦闘モード♥️③しょんぼりモード💙」の3つです。どの働きも人が生きるためには必要な働きです。

ただ、♥️や💙が長く続くと心も体も大変です。

私たちの体は、いつも安全を探しています。ときどき体の声に耳を傾けてみてくださいね。

ところで、自律神経の💚♥️💙の状態は、実は、混ざり合っているゾーンがあります。3つの状態がグラデーションになっているんです。次回は、この混ざり合っているゾーンについてお伝えできればと思います。

とにかく、3月はまとめの時期でせわしいです。4月を控え、期待と不安でいっぱいです。だからこそ、自分の体のサインに気づいて、早めに対処して、無理なく充実した3月をお過ごしください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

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