「ちくちく言葉とふわふわ言葉」聞いたことがありますか?知っている人は、きっと、自分も相手も大切にする人です。知らない人も大丈夫❣この記事を読むと、小学校でよく行われている授業「ちくちく言葉とふわふわ言葉」の内容がわかりますよ。自分も相手も大切にするために、大人にも知っていてほしいなあと思います❣
ちくちく言葉とは…
このポスターを昨年見かけました。みなさんは、ご覧になったことありますか?
『NPO法人再チャレンジ東京が主催した「第10回いじめ・自殺防止コンクール」受賞作の1つより』
このポスターを見たときに、正直な感想は、衝撃的でした!小学生は見てどう感じたかなあ。スマホを通したちくちく言葉を視覚的によく表現していると思いました。
言葉は魔法。相手に対して、凶器にも一助にもなります。
ちくちく言葉は人の心を傷つける言葉です。みなさんも思いつくものがたくさんあると思います。
「ばかじゃね、死ね、そんなこともできないの、…」などなど、とってもたくさんあって、文字を打つのもつらいので、例はこのくらいでいいですか( ノД`)
相手が気にしていることをわざというのも、ちくちく言葉になりますね。
このちくちく言葉のさらによくないところは、言った人はそんなに覚えてなくても、言われた人はずっと心に残ってしまうというところです。残念ながら、ちくちく言葉を言われた経験がある人、あるいは、誰かが言われたのを聞いたり見たりしたことがある人は多いのではないでしょうか。
だから、自分は関係ないと思ってしまうことが、いちばんこわいことです!子どもも大人も誰だって人間ですから、ちくちく言葉を言ってしまう可能性はあるのです。
だから、「ちくちく言葉とふわふわ言葉」をみんなに知っていてほしいと思いました。
ふわふわ言葉とは…
ふわふわ言葉は、相手から言われるとふわふわな気持ち、うれしくなったり、安心したりする言葉です。
「ありがとう、すばらしい、いいね、すてきだね、がんばっているね、やさしいね、つづいてるね、たのしいね、うれしいね…」などなど、相手に感謝したり、相手のいいところを見つけたり、お互いに共有している温かい雰囲気を言葉にしたりします。
特に、「ありがとう」はすてきな魔法の言葉です。あたりまえのことでも、「~してくれて、ありがとう」、できてあたりまえのことでも「~できてるね、ありがとう、みんな助かるよ」相手も自分も周りもふわふわな気持ち、にっこり幸せになりますね。幸せホルモン「オキシトシン」もたっぷり❣
自分も相手も大切にするために
「ちくちく言葉とふわふわ言葉」の授業は、1学期に行われることがほとんどです。(学年によって、その授業の名前は変わる場合もあります)人間社会の中で言葉は日常で毎日。大切だから1学期なんですね。ふわふわ言葉を話す人は、自分も相手も大切にしている人です。
ちくちく言葉が出てしまいそうなときは、大人だったら、ちょっと息を吐いて、それから深呼吸。何が自分をそう言わせようとしているのか、振り返ってみてください。子どもだったら、「その言葉は相手がどう思うかな」とその言動を振り返ることができるような言葉かけをしましょう。そのあとに、子どもがちくちく言葉を言ってしまう背景を大人が考えてみましょう。高学年なら「何がそう言わせたの?」と問いかけることで、自分で考えることができるかもしれません。
ちょっと、わかりづらい説明になりました!とにかく、「知識は身を助ける」、自分も相手も大切にするために「ちくちく言葉とふわふわ言葉」を知っていていただけるとありがたいです。
さあ、今、みなさんが使っている言葉は、どちらでしょうか。
参考文献 「ことばのかたち」おーなり由子著 講談社 ※こちらの絵本も親子で読むとよいかも。
まとめ
いかがでしたか。この記事を読んでいただいて「ちくちく言葉とふわふわ言葉」があるということをわかっていただけたなら、それだけでうれしいです。(私の解釈ですが)あとは、言葉を操るみなさん次第です。私自身も、毎日の生活の中で気をつけています。
さて、次回は、最近心配している子どもの睡眠について、いくつかお伝えできればと思っています。それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。ことゆゆでした。