この記事では、「Newton 5月号 柳沢教授が教える睡眠の正解」を読んだ感想をお伝えします。「えっ!そうだったの!」と思った内容を3つ厳選しました。あくまで、私自身の感想です。そのほかにも有益な睡眠についての情報が書かれていますので、内容について気になった方は、ぜひ、地元の図書館で「Newton 5月号」を読んでみてくださいね。
気になった内容は、以下の3つです。
1 寝る前のスマホはよくない?
2 子どもの睡眠時間が短いと海馬が1割小さくなる?
3 眠気を感じるまで寝床に入らなくていい?
以下、順番にお伝えしますね。
1 寝る前のスマホはよくない?
寝る前のスマホについては、「よくない」とだけ思っていました。しかし、入眠儀式として、例えば、自分の好みの動物の動画を見るなどはよいそうです。
寝る前のスマホがよくないというのは、何らかの操作を自分がスマホに対して、ずっと続けてしまうような状況がよくないということです。例えば、メールのやりとりやゲームなどは、自律神経の交感神経が興奮して脳が活性化してしまうからよくないでしょう。
今は、入眠儀式として、YouTube動画の中でも「ASMR(アスマ―)」の動画が人気ですよね。雨の音や焚火の音、星空や月の映像などです。
ASMR(アスマ―)とは…特定の聴覚や視覚の刺激によって脳が心地よくなるといった反応や感覚を指す「Autonomous Sensory Meridian Response(自律感覚絶頂反応)」の略です。
自分の好みの心地よい動画で、寝落ちするというのがよさそうですね。
2 子どもの睡眠時間が短いと海馬が1割小さくなる?
東北大学の研究チームが、「睡眠時間が長い子どもほど海馬の体積が大きく、記憶力がすぐれている」という研究結果を伝えています。
海馬とは…記憶の形成と整理に重要な役割を果たしています。
その日に経験したことの記憶や学習の記憶は、寝ることによって整理され、長期記憶になると言われています。そこで活躍する脳の部位が海馬です。
脳の健康には、子どもに限らず、大人も子どもも「朝は朝日を浴びて、日中は無理なく自分のペースでよく動き、夜は寝る」がいいんですね。
3 眠気を感じるまで寝床に入らなくていい?
「布団やベッドに入っても眠れない、どうしよう」と、さらに、眠れなくなってしまうことありませんか。
「眠気が出てから、寝床に入る」と、以下のようなメリットがありますよ。
・眠くなってから寝床に入るので、寝付けない時間を減らせる。
・寝床が睡眠のために使われるので、睡眠効率が上がる。
・スムーズな入眠になるので、睡眠の質が向上する。
「〇時に寝なければ」ととらわれず、自分なりの入眠儀式があると眠気が出やすいですね。
・明かりを暗くする。
・パジャマに着替える。
・入浴は寝る90分前にする。(できれば、湯船につかると、さらに効果的)
などなど…
どうしても眠れない場合は、かかりつけ医に相談しましょう。
4 まとめ
いかがでしたか。
自分にとって、いちばん衝撃的だった内容は、やはり、寝る前のスマホについてです。記事を読む前は、100%寝る前のスマホはよくないと思っていました。
スマホは、スマホのメリットとデメリットをしっかりと把握して、上手に付き合うことが大切なんですね。
さて、次回は、「お口の体操」について、「毎日、なんとなく、できそう」なものをピックアップして、お届けしたいと思います。
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。ことゆゆでした。