この記事を読むと、気持ちが落ち着く方法がわかりますよ。今までの記事でも書いてきましたが、誰でもいつでもできる3つに絞りました。だから、厳選3つです。イライラするとき、不安なときなどに、ぜひ試してみてください。この厳選3つのことは、もうみなさん知っていることかもしれません。でも、「知っている」のとそれを「やってみる」、そして、「続けてみる」は、ぜんぜん違います。
1 深呼吸
こんなときに、深呼吸してみましょう。
・不安なとき
・イライラするとき
・ソワソワするとき
深呼吸は、オールマイティですね!
やり方
1 まず、息を吐く。
2 それから、吸う。
3 少し、繰り返す。
4 次に、意識して、吸うのは鼻から、3秒ぐらいで。(鼻がつまっていたら、口からでも大丈夫です!)新鮮な空気を吸うつもりで。
5 次に、吐くのは、長く6秒ぐらいに。吐くときは、イライラや不安な気持ちを吐き出すつもりで、口からゆっくりと吐きましょう。
※ 目安として6秒としましたが、自分の心地よい時間の長さでかまいません。自分のペースで深呼吸しましょう。
解説
・深呼吸することで、緊張している体の力が抜けていきます。
・なぜ抜けるかというと、自律神経の交感神経が優位で戦闘態勢だった体が、深呼吸して息を長く吐くことで、副交感神経が優位になり、体の余分な力が抜け、戦闘態勢から抜けられるからです。
・信じられない方は、体の力を抜いてだらーんとした感じで椅子に座り、怒ってみてください。体に力が入っていないと怒れないと思います。
・腹式呼吸とも言われますが、大切なことは、吐く方を長くするということです。
・さらに、ステップアップした深呼吸は、吸うときに、自分の好きな場所や好きなものをイメージします。自分にいいものを吸うイメージです。
・でも、すぐ取り組めるのは、やっぱり、まずは「息を吐く」ことだと思います。呼吸は誰もすることですから、「いつでも、どこでも」できますね。
・ため息もいいですね。ため息は、吐く息の方が長い時間かけていますよね。ため息をすることで、気持ちが切り替えられ、次の一歩が踏み出せそうですね。
・もっと、簡単な方法は、上を向いて、呼吸することです。上を向くことで、深い呼吸になります。これこそ、「いつでも、どこでも」できますね。
深呼吸については、次の記事にも載っています。小学校の教科書にも載っているリラックス法 | ことばの教室(ことのはーゆゆ)
2 ガムをかむ
かむことの効用は、今までもお伝えしてきました。ここでは、「落ち着く」ということにスポットを当てて、お伝えします。
こんなときに、ガムをかんでみましょう。
・気持ちをリラックスさせて、自分の力を最大限に出したいとき。
・集中したいとき。
やり方
・好きな味や香りのガムを噛みます。
・できれば、噛み癖がつかないように、左右の歯で交互に噛んでください。
・ゆっくりと噛みましょう。
解説
・噛むことは、心地よいリズム運動になり、脳がリラックスできます。
・ガムの香りで、気持ちもリフレッシュできます。
・ガムが噛めない場合は、食事のときによく噛むようにしましょう。
・リラックスしていれば、逆に、「ここぞというときに力を発揮する」ことができるのです。
噛むことの効用について詳しく知りたい方は、ここをクリックしてください。
3 誰かに話す
こんなときに、話してみましょう。
・不安なとき
・イライラするとき
「誰かに話すこと」もオールマイティですね。
やり方
・自分が安心できる、一緒にいて心地いい人に話しましょう。
友達、家族、先生、スクールカウンセラーなどなど
・自分が話したいことだけでいいんですよ。
解説
・話すことで、落ち着かない気分が和らいでいきます。
・言葉で表現することで、気になっていることや気持ちの整理ができます。
・話すうちに、解決策が見つかることもあります。
※ 聴く人は、まず、しっかりと相手の話を聞いてくださいね。聞いているうちに、相手の話の中に解決策がかくれていることがあります。それに、気づいたら「~なんだね」、「~しているんだ」等で相手に返してみてください。
まとめ
いかがでしたか。気持ちが落ち着く方法、厳選3つについて、おわかりいただけたでしょうか。ご自分に、しっくりとくる方法があったなら、幸いです。
イライラしているときや不安なときは、体に力がはいっています。その力が抜ければいいわけです。厳選3つの方法以外にも、落ち着く方法はたくさんありそうですね。
さて、次回は、自律神経について、お伝えしたいと思います。それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。ことゆゆでした。