この記事を読むと、定期的に「自分が食事の時によくかんでいるかどうか」チェックすることが大切だということがわかりますよ。11月8日は「いい歯の日」でした。心身の健やかな成長や美容、健康のために、ときどき「かみかみチェック」をしましょう❣
なぜ、自分がかんでいるかチェックした方がいいの?
それは、ずばり、かむことを意識している人でさえ、現代の生活様式や食事によって、かむ回数が少なくなってしまうからです。みなさんのせいではありません。だから、「かみかみチェック」は、定期的にしましょう。この記事を書いている自分でさえ、「あっ!飲み込んじゃった!」ということが、たびたびあります。たとえば、
・時間に追われる朝食、早く食べてゆっくりしたい昼食…
・おいしい料理は口当たりがよく、やわらかい
では、現代人は、どのくらいかむことを意識していないのでしょうか?
ロッテ「全国『噛む力』調査2024」より
「ロッテ『嚙む力』調査2024」によると、20~60代男女で、よくかむことを意識している人は38.4%でした。また、夕食時に20回以上かむと回答した人は18.2%でした。全国で約6割の人が「かむことを意識していない」ということになりますね。
しかし、うれしい結果もありました。2021年の調査では、よくかむことを意識している人は35.5%でした。上記の2024年と比較すると、2.9ポイントほど伸びました!また、若い世代の方が、「固い物を食べ、よくかんでいる」という結果も出ました。健康やダイエットへの意識があるからでしょうか。それとも、少しづつ、進めている食育の効果でしょうか。次の調査が楽しみです。
ロッテ「噛む力」調査2024https://www.lotte.co.jp/info/news/pdf/20241105140734.pdf
噛んでいると思っても、意外な落とし穴が…
さて、かんでいると思っても、かむことが難しい料理もあります。それが、汁物です。汁物は、おいしいと、ついつい麺や具を流し込んでしまいませんか。たとえば、ほうれん草と豆腐の味噌汁。葉物は噛み応えがある方ですが、汁物に入ることで、少なくなってしまうんです。また、食事中の飲み物も、要チェックです。食べた物を飲み込んでから飲み物を飲まないと、食べ物を流し込んでしまうことがあります。
だから、おいしい汁物は、よく味わって、いただきましょう。そうすると、自然に、かむ回数が増えます。
補足 汁物ではないですが、おいしいカレーも流し込み注意です!
まとめ
いかがでしたか。定期的に「かみかみチェック」することが大切なことがおわかりいただけたでしょうか。そうはいっても、忙しい毎日。たまにでいいです。「かみかみチェック」してみてください。それを、継続することで、かむ回数は増えます。「かみかみチェック」は、簡単です。食べ物を口に入れたら、「自分は何回かんでいるか」数えるだけ。20回以上かんでいれば、たいしたものです。自分をほめてあげてください。よく、30回と言われますが、30回はなかなか難しいですからね。自分のペースで、無理なく継続することが大切と思います。自分の場合は、一口何回かんだか数えたときに、家族に「〇回かめたよ」と話すようにしています。すると、自然に家族も「〇回だった」と自分の一口を数えて教えてくれます。
実は、自分は、最近、かむ回数が増えました。それは、なぜかというと、ガムをボトルで買ったからです。今までは、毎朝1個ずつ包みを開けて、通勤時にガムをかんでいました。今は、家にボトルガムがあるので、1日に2~3回ガムをかむようになりました。トータルで、1日のかむ回数は増えたと思います。
以前の「かむ効用」などの記事も参考になさってください。ページ下に関連ページがあります。
さて、次回は、「聴く」とはどういうことか、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。ことゆゆでした。