この記事を読むと、発音や食べ物の飲み込み、美容に効果のある「おうちでできるお口の体操」がわかりますよ。これならできそうというものがあれば、ぜひ、トライしてみてください❣地道な動作ですが、健康につながります。
お口の中の舌の正しい位置
正しい姿勢というものがあるように、実は舌にも正しい位置があります。安静にしているときに、舌先は上の前歯中央の裏(つけ根あたり)についています。みなさんいかがですか。舌全体は、上あごに収まる感じです。ずれている場合や下がっている場合は、発音に影響が出ることがあります。舌のトレーニングをするときに、この正しい位置がスタート位置になります。この位置を歯医者さんたちはスポットと呼んでいます。
舌の筋力をつけるお口の体操
① なめる
夏は、なめる食べ物がいっぱいありますね。ソフトクリームにアイスキャンディー、りんご飴、おせんべいなどなど。下から上の方向になめてくださいね。
② 舌を真っすぐ前に出す
ただ前に出すのはつまらないので、例えば、口の前におせんべいやウエハース等を手で持ちます。そのおせんべいやウエハースに向かって真っすぐ舌を出してタッチします。慣れてくると、タッチする力が強くなってくるので、ウエハースに穴が開いたり割れたりしますよ。
舌のコントロール力をつけるお口の体操
① 舌を左右に動かす
舌を一定のリズムで、左右の口角(口の端)につけます。「いち、に、いち、に」と左右にリズムよくタッチします。さらにワンランク上のトレーニングは、「いち、に、いち、に、いち、に、スポット」と、前述したスポットで舌を止めます。最初は丁寧に、徐々にリズムアップしてトライしてみてください。
② 上唇をなめる
舌先を上唇の端から端へ、ゆっくりと移動させます。最初のうちは、はやくてもかまいませんが、徐々に端から端まで、ゆっくりと10秒で移動できると最高です。舌のコントロール力がないと、はやくなってしまいます。
口周りを鍛える
① 吹く・吸う
吹く・吸う遊びは、けっこうありますよ。
・吹く…スイカの種飛ばし、シャボン玉、笛ラムネ、風船など
・吸う…笛ラムネ、ストローで飲み物を飲むなど
② その他
4月の記事にある「かむこと」「うがい」「歯みがき」「口じゃんけん」「あいうべ体操」「にらめっこ」も、おうちでできるお口の体操です。毎日の生活の中で、ちょっとだけ意識してみてください。
まとめ
いかがでしたか。みなさんが、おうちでできそうだなーと感じることのできたお口の体操がこの記事の中にあると幸いです。自分は、お風呂で湯船につかったときに「あいうべ体操」や「舌を動かすこと」をやっています。お風呂場は湿気があるので、大きい口を開けてものどにやさしいですからね。また、朝の洗顔の時は、目と口を大きく開いて、びっくり顔をして、声に出さないで10秒ぐらい「あー」と言っています。「あー」と言うとき、おなかもへこませるようにしています。地道な動作ですが、おかげさまで健康です。
それでは、次回は、「I(アイ)メッセージ」についてお伝えします。最後までご覧いただきありがとうございました。ことゆゆでした。