この記事を読むと、学期はじめや連休明けの5月にかけて、気にしてほしい子どもの様子や子どもとのコミュニケーションが大切なことがわかりますよ。
気にしてほしい子どもの様子
・おうちで
ー何となく、いつもと違う
ー会話が以前より少なくなった
ー体調不良を訴えることがある
ー食欲がない
ーすっきり起きられない
おうちでの様子の場合、いつもと違うなあというのが、いちばんのサインと思います。風邪や胃腸炎などの病気はなく、学校での様子が心配な場合は、担任の先生に聞いてみるといいですよ。
「家で~な様子があるんですが、学校ではどうですか?」
何もなければ一安心。何かあっても、早めに対応できます。
・学校で
ーだるそう
ーあまり話さない
ー休み時間に一人が多い
ーテンションがずっと高い
ー何かと担任に話かけてくる
ー遅刻する
学校では、特に、静かに困っている子どもたちを見逃さないでください。先生の方から、子どもたちに話しかけることが大切です。
大切なのは子どもとのコミュニケーション
1 まず、何かあってもそういうこともあるかもと、大人側が思っていること❣
新学期や連休は、誰にとっても「人生の大きなイベント」です。楽しみだけれど、ストレスもかかっています。そのあらわれ方は、人それぞれです。疲れていそうと感じたときは、一息ついたり、早めに寝たりしましょう。
2 おうちでも、学校でも、大切なことは❣
子どもたちが
いつでも大人に話せる雰囲気や環境をととのえておくことです❣(小さな心配が大きくならないですみます。)本音が言えるのがいいですね。
とは言っても、大人も忙しいです。だから、無理なくできることをしてみましょう❣
・声をかける
「おはよう」「いってらっしゃい」「おかえり」「おやすみなさい」「ありがとう」「今日は、おもしろいことあった?」「その宿題は難しそうだね」「よくやってるね」「すごいね」「さすが!」「そのゲームは、おもしろそうだね」「~はたいへんだね」
※ほめるときは、結果ではなく、そのがんばっている様子を、具体的な言葉で褒めてあげてください❣
「その字の〇〇が上手だね」「なわとび10回もとべたんだ」
・スキンシップをとる
肌と肌のふれあい(スキンシップ)は安心感を生みます。幸せホルモン「オキシトシン」が出るんですよ。
手をつなぐ、ハイタッチをする、肩をやさしくたたく、などなど…家族なら、問題なくできますね。
しかも、自分にもオキシトシンが出るんです。
時間があれば、
いっしょにゆっくりと食事をする、お風呂に入る、添い寝をする、読み聞かせをする、互いに興味ある話題でおしゃべりをする等もできますね。
もちろん、先にお話しした「ありがとう」の言葉かけやアイコンタクトでも、オキシトシンは出ます。だから、学校でもできますね。
気になる子どもの様子があっても、子どもと話すことで、何が子どもをそうさせているのかわかります。そうすれば、何かあったとしても、対応ができますね。
おうちの方や先生方もリフレッシュ❣
さて、子どもに声をかけたり、スキンシップをとったりするためには、何より、大人が疲れをためないことが大事です。親も先生も人間。イライラすることもあれば、悲しいことも、つらいことも、間違うこともあります。それは、当り前、普通のことです。
だから、
リフレッシュの時間をとりましょう。ストレスとうまく付き合っていくことが大事です。
同僚と話す、お気に入りのおやつを食べる、好きな音楽を聴く、運動する、好きなキャラを応援する、などなど…自分なりの時間を❣
そして、
心配事は、一人で抱え込まないことです。大人も誰か安心な人に話しましょう。
まとめ
いかがでしたか。知っていてほしい連休明けの子どもの様子と、日ごろから子どもとのコミュニケーションが大切なことがわかっていただけたでしょうか。子どもが安心して、大人と話せるように、おうちの方も先生も、お忙しい毎日と思いますが、どうぞ自分なりのリフレッシュの時間をとってくださいね。
では、最後までご覧いただきありがとうございました。次回は「ちくちくことばとふわふわことば」についてお伝えします。ことゆゆでした。