万人に効果あり❣健康につながることばの教室のお口の体操

お口の体操

  

 この記事を読んでいただくと、お口の体操どんなことをするのか、なぜ健康にもよいのかが分かりますよ❣

お口の体操とは…

 

お口の体操は、

口周り筋肉コントロール力をつけるために行います。

・正しい発音のためには、口周りや舌の筋肉やコントロール力は必要です。

・内容は、トレーニングする発音の種類によって違います。

これから、みなさんにもおすすめたいお口の体操をご紹介します。

みんなにおすすめしたいお口の体操トップ3

みなさんにおすすめしたいこの3つのお口の体操には、次のような効果があります。

嚥下【エンゲ】(ごっくんと、食べ物等を飲み込んで、食道から胃へ送り込む一連の動作のこと)する力を維持できます。

・口周りの筋肉も鍛えられるので、美容(口周りのしわ改善)にいいです。

鼻呼吸を導きます。

だから、高齢者の方から子どもまで、みなさんにおすすめしたいのです。具体的には、以下をご覧ください。

1 あいうべ体操

あいうべ体操とは、「あー」「いー」「うー」と声に出し、最後に「べー」と舌を出します。ことばの教室では、これを、ゆっくと10回ぐらい繰り返します。「きらきらぼし」の歌のリズムに合わせて行うとやりやすいですよ。声は小さくても大丈夫です。今井一彰医師が考案された体操です。

「あー」と大きく口を開ける。

「いー」と口を横に開く。

「うー」と口を突き出す。

「べー」と舌を思いきり下に出す。

参考文献 自律神経を整えて病気を治す!口の体操「あいうべ」(綴込付録:カード、小冊子、ポスター付き)ムック-2015/11/14 今井一彰著

2 「あー」と10秒

これは、書いてある通りそのままです。「あー」とできれば大きな声を10秒出します。ストレス解消にもなりますよ。大きな声を出せない場所では、出したつもりでやってみてください。

 

3 ガム

「かむこと」そのものがお口の体操になります。ガムが苦手でなければ、ぜひ、生活の中に取り入れてみてください。他にも、口臭を防ぐ、集中力が高まるなどの効果もあります。

幼稚園や保育園の先生、小さなお子さんにおすすめしたいお口の体操トップ3

上記の3つのお口の体操のメリットや効果は、次の通りです。

楽しい

簡単

・口周りの筋肉が鍛えられる

ぜひ、園やご家庭で取り組んでみてください。口がぽかんと開いているお子さん、よだれが多いお子さんにもおすすめです。

1 口じゃんけん

・グーは、「う」と口をすぼむ。

 

・チョキは、「い」と横に口を開く。

・パーは、「あ」と大きく口を開ける。

また、ウォーミングアップとして、口で「グー、チョキ、パー」を繰り返してから取り組むと、さらに、効果倍増です❣

2 にらめっこ

みなさんもご存じの通り「にらめっこしましょ。あっぷ、ぷー」のことです。

取り組むときのポイントは、

・「あっぷ」のとき、頬を思いきりふくらます

・「ぷー」のとき、そのふくらんだ頬をやさしく手でタッチして「ぷ、ぷ、ぷ」と口の中の空気を出していきます。

楽しみながら、取り組んでくださいね❣

 

 

 

3 シャボン玉

シャボン玉は、吹く遊びの代表です。たくさんシャボン玉を作るとき、大きなシャボン玉を作るとき、それぞれ吹き方が違ってきます。大きく作りたいときは、やさしく吹かなければならず、調整力も身に付きます。

ことばの教室では、その他に、水や紙、ティッシュペーパー等を工夫して、吹く遊びに使っています。また、ストローを使った吸う遊びも取り組んでいます。

 

 

 

毎日の生活の中でできるお口の体操トップ3

上記3つのことは、誰もが生活の中でやっていることです。少し意識するだけで、それがお口の体操につながります。

1 歯みがき・うがい

・いつもの歯みがきのときに、頬の内側をやさしくやさしくマッサージする。

(小さなお子さんの場合は、「上の歯だねー」「歯の裏側をみがくよ」などの声かけもすると、さらに、いいですよ。口の中の名前を知っていると、発音練習のときに役立ちます。

・うがいは、いつもよりしっかりとやってみましょう。

しっかりととは…

☆ぶくぶくうがい

口の中に含んだ水を、

右→左→上の前歯の前→下の前歯の前(順番は好きな順番で)で、ブクブクとする。

最後は、排水溝に向かって、ぴゅーっと水を出す。

☆がらがらうがい

を向いて(できる範囲で)、

がらがらがらと10秒ぐらいしてから、

ぴゅーっと排水溝に向かって水を出す。

※「うがい」は、カ行音の練習になります。うがいが苦手なお子さんの場合は、上を向くのは少しずつ、水も少しずつ、スモールステップで行うことが大切ですよ。

2 ストロー

飲み物をストローを使って飲めば、お口の体操になります。ストローは吸う力が必要だからです。

・太さ

・長さ

・形(ぐるぐるストロー)

好きなストローでお試しください❣

3 よくかむこと

かむこともみなさん毎日していますね。しっかりとかむことがお口の体操につながります。30回は無理でも、ちょっとかむことを意識するだけで変わってきますよ。かむことの効用にについては、次回の記事で詳しくお伝えします。

これはダメでしょう!でも、効果絶大なお口の体操‼

それは、ずばり、皿なめです❣

メリット

・舌の筋力がつく

(舌をに出して、下から上方向になめることが大事です。)

デメリット

・外出先ではできない

(お出かけのときは、ソフトクリームアイスあめをなめるといいですね。)

おいしいパスタソースがお皿にあると、思わず、なめたくなりますよね。(私だけかな💦)ことばの教室では、紙皿にチューブチョコレートを使って怪獣を描き、「かいじゅうをやっつけよー」と皿なめに導きます❣(コロナ禍ではできませんでした。)

まとめ

いかがでしたか。お口の体操は、口周りや舌の筋肉やコントロール力をつけるだけでなく、健康にもつながります。自分も約30年近く、お口の体操を生活の中に取り入れてきましたが、10歳ほど若く見られることが多いです。みなさんも、ぜひ、お口の体操を生活の中に取り入れてみてください。

次回の記事は、「かむことの効用」「かむとこんないいことがありますよー」を詳しくお伝えします。

それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。ことゆゆでした。

 

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