この記事を読むと、誘われたけれど断らなければならないときの断り方がわかりますよ。たとえば、遊びに誘われても行けないときがありますよね。そんなときに、さわやかに断る方法があるんです。
「断れずに、つい一緒に遊びに行くことになり、どっと疲れてしまった!」そんなことがないように、ぜひ、この記事を読んでみてください。
まずは、コミュニケーションの3つのタイプについて、おさらいしましょう。
1 コミュニケーションの3つのタイプ
コミュニケーションの3つのタイプのタイプとは、「①ジャイアンタイプ ②のび太タイプ ③しずかちゃんタイプ」です。
①ジャイアンタイプ(自分中心)
相手の気持ちに関係なく、自分の思いや考えをどんどん伝えていくタイプです。
②のび太タイプ
相手に合わせて、自分の思いや考えを伝えられないタイプ
③しずかちゃんタイプ
相手も自分の気持ちも大切にして、自分の思いや考えを伝えるタイプ
以前の記事でもお伝えしましたが、人間ならば、この3つのタイプは誰もあります。だから、自分はどんなタイプが中心になっているか自分で知っていることが鍵になります。状況や場面で変わるものだからです。
誘われて断らなければならないときは、もちろん、しずかちゃんタイプでいきましょう。相手の思いも自分の思いもどちらも大切だからです。
2 ポイントは、言葉と態度です!
言葉の順番は… 「①感謝+②理由+③断る+④代替案」 です
①感謝・気持ち+②理由+③断る+④代替案
①まず、誘ってくれたことに対する感謝の気持ちを伝えます。
「誘ってくれて、ありがとう。」
「いいなあ!行きたいなあ。」
「おもしろそうだなあ。教えてくれて、どうもね。」などなど…
②次に、断る理由を伝えます。
「ちょっと、用があるんだ。」のように、シンプルでいいですよ。
③そして、断ります。
「だから、行けないんだ。」
「そういうわけで、できないんだ。」などなど…
④最後に、代替案を伝えます。
「また、誘ってね。」
「次の休みはどうかな。」
「また、今度誘ってくれるとうれしいな。」などなど…
①から④を合わせると
「誘ってくれてありがとう。でも、その日は用事があって。行けないんだ。ごめんね。また、次に誘ってくれるとうれしいな。」
態度は、次の4つが大事です!
①距離感 ②相手を見る ③聞こえる声で話す ④表情
①「距離感」は…
握手ができる程度の距離感がいいですね。
②「相手を見る」とは…
相手を見て、よい姿勢で伝える感じです。よい姿勢というのは、「何かをしながら、だいたいで答える」ということがないようにということです。誠実な態度ということでしょうか。
③「聞こえる声」というのは…
はっきりした声ということです。大きすぎたり、小さすぎたりしない声です。相手に伝わるぐらいの声の大きさですね。
④「表情」は…
もちろん、スマイルです。柔らかい笑顔ですね。
3 まとめ
いかがでしたか。必要なときに具体的な場面で使っていただけると幸いです。学校の授業の中で行う場合は、さわやかな断り方の「言葉と態度」を学習したあとに、実際に場面を想定して役割演技をします。試してみるということは大切ですね。
でも、「断ってそれで関係がこじれたらどうしよう」と思っている方はいらっしゃいますか。ちょっと不安になる気持ちはわかります。でも、相手の方も「自分も相手も大切にする方」なら、きっと理解してくれるはずです。そうでないようなら、「ああ、そういう感じなんだなあ。そういう捉え方なんだ。まあ、仕方ないか。」と気持ちを切り替えましょう。
さて、次回は「睡眠」について、「え、そうっだったの?」と自分が最近「newton」という雑誌を読んでの感想をお伝えしたいと思います。それでは、最後までご覧いただきありがとうございました。ことゆゆでした。